ワイヤレス充電の新時代を切り拓く「Qi2(チーツー)」
本記事では、Qi2の概要から、従来規格Qi・Apple独自規格MagSafeとの違い、Qi2のメリット、さらにオススメの対応製品まで詳しく解説します!

今回は、知ってたらちょっとだけドヤれる小話です。笑
「Qi2」ってナニ?


「Qi2」は、ワイヤレス充電の国際認証機関であるWireless Power Consortium(WPC)が2023年に発表した次世代ワイヤレス充電規格です。
Qi2認証製品は最大15Wの出力に対応し、リング状のマグネットでデバイスを最適な位置に固定する「磁気パワープロファイル(MPP)」を採用。充電中のズレを防ぎ、従来以上の利便性と安全性を実現しています。
Qi2 vs Qi:何が進化したのか
比較項目 | 従来のQi(2008年策定) | Qi2(2023年発表) |
---|---|---|
出力 | 5W(BPP)/15W(EPP)※実用上は7.5W程度の場合が多い | 標準で最大15Wをサポート |
位置合わせ | 手動でコイル位置を合わせる必要あり | マグネットで自動整列(MPP採用) |
安全機能 | 異物検知など基本的な安全機能 | WPC認証による厳格な安全基準+高度な異物検知 |
互換性 | Qi対応デバイス全般で利用可能 | 旧Qiとの下位互換あり。最大性能はQi2対応機器で発揮 |
Qi2 vs MagSafe:オープン規格と独自規格の違い


MagSafe
・AppleがiPhone 12以降向けに開発した独自磁気充電規格
・最大15Wの高速充電に対応し、専用アクセサリと組み合わせて使用
Qi2
・WPC策定のオープン規格として、複数メーカーが参入可能
・iOSだけでなくAndroidなど幅広いOS対応を視野に(※Androidは今後対応予定)
互換性
・Qi2対応充電器は、MagSafe対応iPhoneでも最適動作
・MagSafe充電は、Qi2認証機器で安定した充電が可能
Qi2を選ぶメリット
- 磁気固定でズレ知らず
デバイスを最適な位置に自動整列し、充電効率の低下やズレによるストレスを軽減 - 急速充電/高出力
Qi2対応iPhone(iOS 17.4以降のiPhone 12シリーズ以降)では最大15Wの急速充電を実現
- 高度な安全性
WPC認証取得済みで異物検知機能を搭載。異物挟まりや不適切な物体接近時には自動停止し、火災リスクを抑制
Qi2対応おすすめ製品(モバイルバッテリー編)
1. MATECH Qi2 モバイルバッテリー (10000mAh)


- 10000mAhの大容量ながら約12.5mmの世界最薄の薄さを実現
- スマホ背面に接着させるだけで、自動的に充電スタート
- パスするー機能でモバイルバッテリーを充電しながらスマホも充電可能



接着で自動的に充電スタートするのが地味に便利なんです!
2. CIO モバイルバッテリー (5000mAh)


- iPhoneだけでなく、AirPodsやAppleWatchまで充電可能
- 背面のリングを使えば、スタンドとして充電しながら動画の視聴も可能
- デジタルでモバイルバッテリーの残量を表示



まさにApple信者にもってこいのモバイルバッテリーです!
3. MagGo Power Bank (10,000 mAh / 6,600 mAh)


- マグネット式ワイヤレス充電対応モバイルバッテリー
- 10,000 mAhの大容量モデルなら、スマホ約2回分の充電が可能



2回分も充電できれば、まず困ることはありませんね!
まとめ
今回はQi2について解説しました!Qi2は「最大15W」「磁気固定」「高い安全性」を兼ね備えた次世代ワイヤレス充電規格です。
今後、モバイルバッテリーの購入を検討している人は、購入を検討しているモバイルバッテリーがQi2対応の製品かどうかをしっかり確認して購入しましょう!
おすすめは、今回紹介した3つの製品です。中でもMATECHのモバイルバッテリーは、僕自身も使っていますが、めちゃくちゃ薄くてまじで持ち運びに便利です。
なおかつ10000mAhと大容量なので、スマホのバッテリー消費を気にすることなく、使用することができます。
モバイルバッテリーを検討中の方は、今回紹介した商品もぜひ一度見てみてください!
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